幾松でのお食事をお楽しみいただいた後、バスは法輪寺へ。
ここの美しい天井絵はすべて、今回の講師である京の友禅手描き作家藤井寛の作品です。季節の花ばなや果物など、趣向をこらした美しい
天井絵は圧巻です。
藤井先生からは膨大な手順をひとつひとつ踏んで美しいきものをつくる
行程を丁寧にご説明いただき、実際にお使いの道具類も、
お客様のお手に取ってご覧いただいたりと、きめ細やかなお話でした。
色をつけるのに使う道具はさまざまな大きさの刷毛を使うのが
藤井先生の独特の技法。筆で色を付けるよりも、きものの繊維の奥
ふかくまで浸透するそうです。
天井絵制作の裏話はお客様からもたくさんの質問がでるほど興味深く、
美しく収められた作品の奥行きを感じました。
「友禅というすばらしい技術をきものを超えてさまざまな形で
紹介していきたい」と語る藤井先生。
当日展示のあったマグカップの制作や、ホテルのカードキーなどに
作品が使われるなど、京友禅の美の表現の可能性を常に
追求されているそうです。


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