お客様は総勢12名さまでご参加いただき、とてもステキな
一日となりました。
集合は11:00JR京都駅にて小雨のちらつく中、バスにて
南禅寺へ・・。湯豆腐の名店「順正」でのお食事と、お庭の散策の後、
金剛能楽堂へ到着です。
本日のコーディネイター、同志社大学山田先生とお客様を
お出迎え。早速お客様とのやり取りがはじまります。
能楽堂はこの日貸切。橋掛かりに並べられた絢爛豪華な装束が
目をひきます。刺繍の美しいもの、絵を描いてあるもの、織りが
美しいものと、3種の装束です。「朱色(いろ)のある装束は
こどものいない女性を現す」そうです。
冒頭は金剛宗家26世金剛永勤氏による講義です。面(おもて)と
呼ばれる能面を3つ掲げながら、それぞれの見方や歴史など、
ふくらみのあるお話がはじまります。数百年の歴史のなか、受け継がれ
てきた悠久の歴史を感じます。木で作られた面を損なわないよう、
触る時は、大切に耳のあたりの紐を通すところのみを触るそうです。
つづいて装束のお話。最後に宗家による仕舞です。
第二部として実際に装束の着付けの実演、そしていよいよ
お客様に能舞台に上がっていただける体験です。
3月の楽洛キャンパスの講師もつとめていただく、金剛流
廣田幸稔さんによるバックステージの解説。最後は能舞台の上で
実際に謡を体験します。「熊野」という謡の最後の2つのフレーズ。
「音程よりも調子が大切」という廣田さん。
皆さん非常に上手にあわせられます。
最後は、今回のコーディネイター、同志社大学山田先生による
解説でしめくくりました。
「能の世界はすべて抽象的」という廣田さん。
観る人の数だけ「感じ方」がある、能の世界の奥深さに触れる一日でした。
3月14日(土)には、特別講座「謡い競べ!観世流対金剛流」
も開催いたします。二つの流派を同時に聴ける、またとない機会に
是非皆様もお越しくださいね。
http://rakurakucampus.jp/outline/rekishi02.html#07

